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COLUM BY HIROKAZU YOSHIDA.
建築家吉田裕一がお送りする不定期コラムです。


2005.12.1 (thu)
新しい感性・小野博子さんの「灯りのオブジェ」

新しい感性---------幻想的な美しさ..陶芸家・小野博子さんの「灯りのオブジェ」







灯りのオブジェ

知人の杉崎正則さん(彫刻家・蔵王在住)から、灯りを取り入れた創作をしている陶芸家が、どうやったら建築空間と融合ができるのか悩んでいるので相談に乗ってくれないか、と頼まれたのが小野さんを知るきっかけになりました。

小野さんの作品はプリミティブで、生命の息吹を感じさせ、純粋無垢で、どこかに恥じらいを感じさせられるシンプルなものが多く、彼女自身の生き様を連想させる独特のものがあります。今回紹介する灯りのオブジェはその中でも今年の9月に「晩翠画廊」にて花香水音と言う表題?で発表されたものの一部です。(撮影場所は違います)

磁器を通した光(灯り)はえもいわれぬほどのぬくもりを感じさせ、みるものに安らぎと癒しを与えます。彼女の多くの作品(陶器・磁器)は、白を基調とした花器とかオブジェとかの傾向が強く、自身、美大(多摩美絵画科)卒で、始めは紙製品のデザイナーから出発している等の影響もあるのかもしれません。(陶芸は常滑で勉強したそうですが)

とは言え、建築空間との融合?平たく言うと照明器具としてはどうかというと、まだまだクリアしなければならない問題が山積です。照度や、点灯時間、果てはPL法まで-----。

と言うわけで今回は「灯りのオブジェ」としての紹介にとどめておきます。
近い将来、改良を重ねる事によって、マイスタープロジェクトで何回か作成した事がある「手洗い陶芸鉢」を使ったカウンターのように、世界にひとつしかないオリジナルの照明器具が完成すればこんなに素敵な事はありません。なんと言っても建物の雰囲気に合わせて手作りするなんて---------こんなに贅沢な事は無いんではないでしょうか。



工房にて点灯中の「灯りのオブジェ」



河北工芸展に初出展・初入選した作品

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